厚生労働省は4日、新開発食品調査部会で、プエラリア・ミリフィカを含む健康食品について、事業者へ通知を発行し、全製造過程で安全性を確保するなどの指導を行う方針を決めた。
消費者への情報提供を強化するため、同省からの情報発信に加えて、事業者からも同成分を含む食品で不正出血や生理不順などの健康被害が発生していることを消費者へ伝えるなどの対応も促す。
通知では、原材料を含めた製品製造の各段階でチェックを実施し、品質管理を行うことや、文献等に基づき安全性が十分に確保された摂取量を確認することなどを指導する。適切に対応できない場合には、製品の取り扱いを中止するなどの対応を求めることも盛り込む方針。