「快眠サプリ」20億円、OTCとすみ分けへ
不規則な生活習慣やストレス社会の影響などにより、日本人の5人に1人が睡眠に悩みを感じているといわれる。OTC市場ではここ数年、睡眠改善薬が急成長する一方、薬への依存性や副作用、薬物服用に対する不安などから、快眠サプリメントへのニーズが高まり、睡眠改善薬とのすみ分けが進んでいる。末端市場ではギャバ、テアニン、グリシン、ミルクペプチド、サフラン、タルトチェリー、アキノワスレグサなどの素材を利用した商品開発が活発化。味の素、ライオンの大手企業をはじめ約30社が参入、市場規模は20億円に到達した。