(財)日本健康・栄養食品協会は6日、平成18年新春賀詞交歓会に先立ち、創立20周年記念講演を開催。同協会理事長の細谷憲政氏が「サプリメントの展望~安全性と有効性」と題して講演した。講演で細谷氏は、「46通知」以来のいわゆる食薬区分について「欧米先進国並みに明確に区分し、裁量行政ではなくルール行政として確立することが必要」と強調、また「その上で医薬品と食品の中間にあるサプリメントを定義するべき」と話した。食薬区分が難解で不透明であることに不満を持つ協会員が全体の95%に上ることを上げ、「保健大衆薬がどういった根拠で医薬品・医薬部外品として認められているのか、情報の開示を求めたい」とした。
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「裁量行政ではなく、ルール行政に」細谷・(財)日建栄協理事長、健食の在り方提言
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