日本食品免疫学会第13回学術大会(大会長:日本薬科大学・高垣洋太郎氏)が11月9 ~10日の2 日間、伊藤謝恩ホール(東京都文京区)で開催される。大会テーマは「ポストゲノム時代の食品免疫学」。シンポジウム「ポストゲノム時代の健康科学」を企画した。シンポ「食における新しい調節因子~microRNA」では、九州大学の立花宏文氏が、「植物ポリフェノールの機能性発現におけるmicroRNAの関与」について発表する。
東京薬科大学の田中祥子氏は、「牛乳由来エクソソームによる小児アレルギー性疾患制御」と題し発表する。シンポジウム「長期時間軸における生体変化と食品機能」では、東京農工大学の木村郁夫氏が、「母体腸内細菌叢と肥満:世代間連関」について報告する。ポスタープログラムは56題。乳酸菌関連の発表が複数に上るほか、フラクトオリゴ糖やフラボノイド、高麗人参などの発表が行われる。