米国栄養評議会(CRN)は19日、2017年のサプリメントに関する消費者調査結果を発表し、米国の成人でサプリメントを利用している人の割合は、前年度よりポイント増の76%で、約4人に3人がサプリメントを摂取していることがわかった。
調査は8月、米国に住む18歳以上の成人約2000人を対象にオンラインで行われ、今年で18回目。サプリメントの安全性、質、効果などを「信頼している」と回答した人は87%、サプリメント業界は「信頼に値する」と回答したのは76%に上り、いずれも前年より増加した。サプリメントを摂取していない人のうち約半数が「医者に勧められれば、摂取を検討する」と回答した。
サプリメント摂取の目的は、「健康一般」が最も多い46%で、「食事の栄養補給」(30%)、「エネルギー」(28%)、「免疫」(24%)が続いた。
サプリメントの分類は、ビタミン・ミネラルが最多の75%で、マルチビタミン、ビタミンD、Cが多く利用されていた。