◆医療機関は独自の予防医療を模索、見直されるサプリの役割◆
健康保険組合連合会が11月20日に発表した「医療に関する国民意識調査」によると、医療費を抑制する方法として望ましいのは「ジェネリック医薬品の普及」(60.9%)と「特定健診・保健指導等による病気の予防」(53.5%)が上位を占めた。最近は“メタボリックシンドローム”という言葉も広く国民に知られるようになり、その概念の理解度も深まりつつある。医師会や栄養士会などの職能団体も各地で実務研修を開催するなど指導スタッフの資質向上に取り組んでいる。一方、現場サイドでは行政が描いた保健指導プログラムは実効性がないとして、独自の予防医療サービスを導入する動きも出てきた。
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