11月15日-17日アジア最大の美容展示会として22回目を迎えた「コスモプロフアジア2017」(UBM Asia Ltd、BolognaFiere主催)が、香港コンベンション&エキシビションセンターで開催され、世界54の国と地域から2877社(昨年比7%増)の企業が香港に集結した。各ブースで最新の美容製品・トレンドが発信された。日本からも97社(92社)が出展し、いずれも好評、ジャパンブランドを探す来場者でブースは人だかりとなった。
特に、日本のインナービューティーブースが人気を博していた。酵素関連商品は、グローリーインターナショナルや、エステプロラボ、ジョージオリバー、暁酵素といった国内でも美容分野で実績のある企業が出揃った。各社とも「インナービューティーの考え方がアジアにも浸透してきた」「酵素関連商材は富裕層に人気」と市場拡大を見込んでいる。既に中国本土や、東アジア等で展開しており、さらなる取引先、総代理店、OEM先を求めての出展だ。その他にも、ダイエットチョコのウィズ・アスや、もち麦を展示した豊橋糧食工業のブースも常に賑わっていた。もち麦は、香港でも売り切れ状態の話題のヘルシー食。今後のアジアへの浸透が期待されている。
二日目の16日は、経済産業省、日本化粧品工業連合会、JETRO主導のもと「JAPAN Beauty Week」と銘打ったセミナーや女性誌「non-no」とのコラボのメイクアップショーが盛大に開催された。