多国間協定視野に米国並みのcGMPへ
厚生労働省の「健康食品の安全性確保に関する検討会」は先月21日、5回目の会合を開き、健康食品を対象とする同省のGMP(適正製造規範)ガイドラインを米国のcGMP並みの詳細な内容に改める方向で大筋まとまった。
一方、業界代表の各委員がGMPの第三者認証や認証マークの必要性を提言したが、合意には至らなかった。引き続き月1回のペースで審議し、6月をめどに最終報告を取りまとめる予定。また、同省は当初視野に入れていた食品衛生法の改正を見送り、省令等で対応する方針を固めた。