青汁市場610億円(2%減)へ
有機JAS大麦若葉、ケールが人気
2007年の青汁市場は、前年比2%減の610億円(小売ベース)で推移した。
異業種などの新規参入が増え、冷凍青汁や粉末青汁で100億円以上を売り上げる主要企業は軒並み前年割れと低迷。それでも、「青汁市場はまだ成長途上にある」との声も。
青汁の約8割が通販や宅配など無店舗ルートで流通する中、手軽に購入できる販路として、量販店やDgSなど店販での市場拡大を進める動きが活発化。消費者の安心・安全志向に対応し、「有機JAS青汁」、「トクホ青汁」など差別化製品の投入も盛んだ。
一時的な調整局面を経て、メタボリックシンドロームやアンチエイジング対策の有力素材として持続的な成長が期待される青汁市場を検証する。