穏やかな新年の到来を期待していたが、年末には(ごく個人的な)訃報で、正月の準備も吹き飛び、インフルエンザにも数度ヒヤリ遭遇、難は逃れたものの、慌ただしく新年を迎えた。
人生かくのごときで、大したことはできないだろうと、経済倶楽部で購入した「アメリカ帝国の終焉」(進藤榮一)と友人に勧められた「不死身の特攻兵」(鴻上尚史)の二冊を読むことに。後者は戦後、生き残った特攻隊への風当たりが強かったこと、不合理な美談しか伝えられてこなかった中で、まさしく「真実」を知る上では、教条的な国民気質への警鐘も含め、国民全体が読んでおく必要のある一冊だ。三が日は、NHK(ラジオ第2)の「最後の将軍」(司馬遼太郎)の朗読を聴き、33歳で大政奉還をした慶喜も、暗殺された坂本龍馬も同じような年で、改めて歴史の不思議さに触れ、改めて「最後の将軍」をアマゾンに一円(送料は200~300円かかる)で注文、なぜ一円で商売になるのか?送料にヒントがあるのだろうとの推論で。時代は大きく変わったと実感。
経済番組はトランプや中国、欧州の動向、北朝鮮などを取り上げていたが、身の周りは、しばらくは高齢化、労働人口の減少などがテーマに、やはり健康問題が取りざたされるのであろうか。
<関連記事>
・健産抄
・Amazonランキング大賞、17年サプリ1位は「ザバスホエイプロテイン」
【2017年総括】化粧品受託製造「6割経営良好、8割が増収達成」