㈱ホルス(東京都中野区、03-5328-9331)は、12月14日、都内で自社原料の学術セミナーを行った。
冒頭、同社・代表取締役の三井幸雄氏が挨拶を行い、「創立27年間で初めて自社原料セミナーを開催します。多くの方々に集まって頂き大変嬉しい」と参加者に感謝の意を表した。同氏は、昨夏からモンゴルの馬プラセンタ専用工場が稼働を始めたことに加え、現在、入間工場の近くに『酵母331株(サミー)』専用工場の建設に着手していることを報告。国内市場のみならず、「アジア圏、ロシアなど海外にも原料・OEM供給を拡販していく」と力強く語った。
続いて同社学術企画部によるセミナーが行われた。天然発酵原料『酵母331株』(健康食品・化粧品原料)では、『酵母331株』配合サプリメントを用いた症例研究の結果を報告。服用群と比較対照群(非ステロイド性抗炎症剤)を比較した結果、痛みを緩和する作用が同程度であることを確認し、副作用もみられなかった。また……
ウェブでは一部を公開しています。全文は紙面(2018年1月17日発行・1636号)で
新原料の『羊膜エキス』(健康食品・化粧品原料)では、EGF、FGF、KGF、HGFといったサイトカイン(細胞増殖因子)をバランスよく含むほか、“若返り因子”として海外で注目されている「GDF-11」を豊富に含むことを説明。コラーゲン、エラスチンなどの産生を促進し、皮膚の再生やエイジングケアが期待できるとした。
自社で実施したコラーゲン産生促進作用、保湿効果、ヒト表皮真皮線維芽細胞賦活作用などの研究成果を報告。保湿効果では「プラセンタに劣らない保湿力を発揮する」と述べた。健康食品原料はすでに採用実績があり、化粧品原料も表示名称を取得したため、「順次供給をスタートする」としている。主力原料の『プラセンタ』(健康食品・化粧品・医薬部外品原料)では……
ウェブでは一部を公開。記事は「健康産業新聞 1636号/2018年1月17日号」に掲載しています。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50ページ)定期購読のお申し込みはこちら
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