アガリクス市場、回復へ
億円のアガリクス市場が壊滅的打撃を受けたアガリクス問題。先月12日の食安委では、アガリクスの「安全宣言」はまたも先送りとなった。さらなる追試を示唆するなど学者の興味本位のまま迷走する食安委に対し、業界からは強い反発の声が挙がっている。欧米ではアガリクスの有用性に関する研究論文
が相次いで発表されており、こうした世界的潮流との大きな隔たりをどう解決するか、厚労省の舵取りに注目が集まっている。一方、市場は風評被害発生から2年が経過し、リピーターを中心に回復の兆しが見えてきた。