活発化する米国市場、機能性食品が底上げ
先月14日から3日間、カリフォルニア州のアナハイムコンベンションセンターで「ナチュラル・プロダクツ・エキスポウエスト」が開催された。同展示会は、全米最大規模を誇る自然・健康食品の総合展示会。活気を取り戻しつつある米国の健食市場を反映し、3,392社が出展、5万2,000人以上(前年比11%増)の来場者で賑わった。会場では、オメガ3系・プロバイオティクス素材・CoQ10・エンザイム、欧州で注目高まるゴジベリーといった話題素材が顔を揃えた。市場を牽引するオーガニック・機能性食品分野の商品提案が目立った点が特徴的だ。実際、現地専門誌によると、ナチュラル製品の売上総計は06年810億ドルに拡大。サプリメント(前年比5.4%増)に比べ、ナチュラル&オーガニックフード(同10.2%増)と機能性食品(同13.3%増)が伸長している。