「カキ・シジミ」全体で75億円、底力見せる
肝機能・メタボ訴求で市場形成へ
国内で数千年の食経験を持つ伝統素材として、安定した市場を形成する「カキ・シジミ」。幅広い年齢層でミネラル欠乏が懸念される中、シジミやカキ健食は微量ミネラルが豊富な栄養機能食品としての評価に加え、メタボリックシンドローム対策や肝機能改善などに関する研究開発も活発だ。カキ健食は前年に引き続き、薬系ルートを中心に順調に推移。さらに、シジミ健食は肝機能市場の拡大に伴い、伝統素材として再評価の声が高まり、順調に売り上げを伸ばした。カキ健食の市場規模は前年比3%増の62億円、シジミ健食は同10%増の13億円となり、カキ・シジミ全体で75億円市場を形成する。