健産抄

【健産抄】身の回りのインフルエンザパンデミック

健康産業新聞

地方の出張で、企業を6社ほど訪問したが、2社の代表にはインフルエンザで面会できず、東京に戻ってからも、アポイントを頂いていた会社の代表からインフルエンザで延期したいとの要望があった。

社内でも年末の訪問者からもたらされたと想像するインフルエンザで罹患者が波状的に出て、その後、沈静化の兆しは見えない。前出の企業でも部署全体に広がっているとの情報もあり、あちこち猛威を振るっている。

個人的にも年末の葬儀に出た時、一人が罹患していて、「大丈夫か?」と連絡をいただき、娘夫婦は、夫が罹患して、子供達も一晩過ごしての隔離となったが、運良く拡大は免れているのだが。前出の企業でも、社員からチームに蔓延して社長までという。こうなってくると、定義はともかく、周りは高密度のインフルエンザで、企業活動にも支障が出るほどでもあり、個人的にはパンデミックは始まっているのではと思わざるを得ない。多くが話題のB型なのか、感染力が強く、短い時間の面談でも翌日には発熱、医者も言われるような5日間の自宅謹慎の指導はないようで、平熱になると出勤するケースも。比較的回復が早いのも特徴だ。これが、静かに広がる要因なのかもしれない。罹患者とのすれ違いなどが多く、夕方には罹患したかなぁとの不安もあり、一夜明けて元気だとホッとする毎日が続いている。

ヨーグルトの宣伝も目立つが、免疫力の向上に繋がることを心がけ、手洗い、うがい、マスクなどのオーソドックスな防衛も欠かさない。編集部のサプリ愛好家は「色々取っていて免疫力を高めている」というが、誰が罹患せず切り抜けられるか、壮大な実験のチャンスでもある。

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