亜麻仁、国内流通量400tを突破
ＳＤＧのアンチメタボ研究も進展

亜麻仁の流通量が急速に拡大している。サプリメントをはじめ、パン・クッキー・ジェラート・粥・ペットフードなど、多種多様な商品への採用が進み、国内流通量は400ｔを突破。α‐リノレン酸を高含有する“食べる油”として需要が増加傾向にある。一方で、亜麻仁特有のリグナンの機能性研究が進展、サプリメント原料として、着実に用途開拓が進んでいる。複数の大手食品メーカーも上市準備を進めており、日本での本格的な市場形成に拍車がかかりそうだ。欧米ではベーカリーやシリアル・ヘルスケア製品に利用され、ポピュラーな素材である亜麻仁。市場参入によるビジネスチャンスは今だ。