リパミン広報センター(DKSHジャパン、ビーエイチエヌ、ヘルシーナビで構成)は先月22日、都内で「リパミンPS」に関するセミナーを開催。関係者約70人が参加した。
PS(ホスファチジルセリン)研究に精通する米国Increnovo社取締役のラルフ・イエーガー博士は、加齢に伴う記憶力の低下など脳の老化の要因について、①細胞膜中のリン脂質が減少し、コレステロール過多になることで流動性が悪くなること、②アセチルコリン等の神経伝達物質の生成能力の低下や減少に伴い、神経細胞同士のコミュニケーションが悪化、記憶力の低下に繋がること、③神経細胞やシナプスといったコミュニケーションのツールが加齢と共に減少していくことで記憶力の低下に影響を与えること、④血流の低下に伴い、脳に必要な栄養素が滞ること、⑤長期記憶の形成に関与するタンパク質の合成が減少すること―― の5つの仮説を紹介。PSの摂取が④以外の全てに有効とのデータを紹介した。
また脳の加齢に伴う高齢者の記憶力低下をPSの摂取により改善できた試験データや、ティーンエイジャーの学力向上や抗ストレス効果……
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