｢エグゼクティブ会議｣全国大会
サプリメント法の骨子を公表

業界横断的な政策集団「エグゼクティブ会議」は先月26日、都内の経団連会館で全国大会を開き、同会議議長の大濱宏文氏がサプリメント法の骨格を公表した。近く、超党派国会議員で組織する議員連盟「健康食品問題研究会」へ提案する。議連からは石崎岳会長、渡嘉敷奈緒美事務局次長が駆け付けた。NPF会長のランディ・デニン氏やクレイントン大学医学センター薬学部教授のドバシス・バグチ氏も出席し、国際動向について発言した。法案はこれまで3回開いた会合と、札幌・福岡・大阪・富山で繰り広げてきた地方会議の検討結果を集大成したもの。「業界が一体になって行政に意思表示するための案のひとつ」（大濱氏）と位置付けている。今年からスタートした法制化議論は節目を迎え、今後は議連の一挙手一投足に業界関係者の注目が集まりそうだ。