14日開幕、キノコ類・フコイダンの発表目白押し
第64回日本癌学会学術総会が今月14日から3日間、ロイトン札幌などで開催される。例年通り、機能性食品素材の研究発表が目白押しとなっており、アガリクス、マイタケ、鹿角霊芝、チャーガなどのキノコ素材を筆頭に、フコイダン、梅肉エキス、プロポリス、ラクトフェリンなどに関する発表が行われる。国立がんセンターなどの研究グループでは、CoQ10が大腸がんの前がん病変であるAOM誘発大腸ACF形成の初発段階を抑制することを解明、CoQ10が大腸がん化学予防剤として有用であることを報告する。