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機能性表示、3.28ガイドライン改正 「糖質・糖類」即日スタート、「エキス」は1年後か

消費者庁は先月28日、「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」を改正した。規制改革実施計画で求められた事項の改善策として、届出の簡素化・迅速化などを規定。16年12月の検討会報告書で示された対象成分の拡大については、キシリトールやキシロオリゴ糖など一部の糖質・糖類の利用が同日付で可能になった。

一方、植物エキスの追加は先行してガイドラインに盛り込んだものの、施行は1年程先になる見通し。さらに情報提供を拡充し、既存受理品まで遡って、分析方法を原則公開することとした。

■規制改革計画受け「運用改善」

健康産業新聞1641_赤崎氏

改正ガイドラインを解説する赤﨑暢彦氏(消費者庁食品表示企画課長)

同日行われた記者発表において、消費者庁食品表示企画課長の赤暢彦氏は、「かなり大幅な修正」になると説明した。

受理が遅れていることや、生鮮食品の届出が低調であることなど「運用の課題」に対しては、①届出資料の簡素化、②届出確認の迅速化、③生鮮食品の特徴を踏まえた取扱い―― の3 点で対応する。①では、届出資料を約30%削減。約200ある入力項目について、重複するものなど60項目を減らす。②では……

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