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【特集】 話題のキノコ素材 (1255号)

ハナビラタケ・ハタケシメジ・樟芝
「ポスト・アガリクス」素材続々と


 2006年のいわゆる“アガリクスショック”や表示規制強化による官製不況により、厳しい状況から脱しきれていないキノコ健康食品市場。業界各社はアガリクスの推移をにらみながら「ポスト・アガリクス」となりうる新たなキノコ素材の開拓に注力している。ここ2~3年だけでもハナビラタケ、ハタケシメジ、樟芝(ベニクスノキタケ)、ヤマブシタケ、茶樹キノコ、ブナハリタケ―など数多くのキノコが登場。各キノコの特長として、①β-グルカンが高含有であること、②一般食品でも使われている素材、③免疫以外での訴求ポイントも持ち、エビデンスが豊富―など。販売ルートは店販や薬系ルートではなく、無店舗や医家向けなどで着実に売り上げを伸ばしている企業も。各社は「潜在的なキノコ素材のニーズは幅広く、開拓するチャンスは十分にある」とし、それぞれの特性を生かしたアプローチを展開している。今回はハナビラタケ、ハタケシメジ、樟芝を取り上げ、それぞれの特長や市況を見てみる。

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