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ブルーベリー葉で「眼精疲労・ドライアイ」特許 -備前化成-

備前化成㈱(岡山県赤磐市、086-995-3311)は、宮崎県産ブルーベリー葉を原材料に製品化したオリジナルバルク「ブルーベリー葉エキス末」の眼精疲労・ドライアイ改善機能について、特許を取得した。特許取得(特許第6293559号)を機に、アイケア訴求のサプリメント・一般食品分野に向けての原料・OEM提案をより一層強化していく。

発明の名称は「眼精疲労及び/又はドライアイの予防及び/又は治療用組成物」。

ヒト試験で、眼精疲労とドライアイを自覚する20~65歳未満の男女16人を対象に、「ブルーベリー葉エキス末」を1日1,000mg、8週間連続摂取させた(有効性解析者14人)。その結果、涙液安定性および角結膜上皮の状態が有意に改善。自覚症状としては、「目が疲れる」「目が乾いた感じがする」などの7項目で有意な改善が確認された。「ブルーベリー葉エキス末の摂取が涙液安定性を向上させ、眼表面の環境を改善し、眼精疲労とドライアイの症状を改善することが示された」としている。

「ブルーベリー葉エキス末」は、熱水(高温)で効率よく有効成分を抽出、スプレードライにより粉末化した濃縮品。水溶性のため、サプリメントはもとより、菓子、飲料など、さまざまな形態の商品への応用が可能だ。

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