ビーエイチエヌ(株)(東京都千代田区、03-5281-5661)は、同社オリジナル素材として展開する「ツバキ種子エキス末」に温熱効果があることを確認したと発表した。
これまでに血流改善作用と血管内皮細胞におけるN O 産生促進作用を確認していることを踏まえて、“温熱”効果をターゲットに検証。24~48歳の女性6人を対象とした単盲検クロスオーバー試験を行った。
その結果、冷やした手指の表面温度が、同素材の摂取により高くなることを確認。冷やしてからの温度変化率は、同素材摂取から20~30分後において、プラセボ群との間で有意差が認められた。同素材の有効性は、温熱効果を訴求する他社素材と比べても有意に高かったという。
「ツバキ種子エキス末」は、国産原料を使用、機能性成分としてツバキサポニンを25%以上で規格。シクロデキストリンで包接して苦味を解消しており、飲料にも利用できる。これまでに、繊維芽細胞増殖効果、コラーゲン・ヒアルロン酸産生促進効果などの美肌作用や、ヒト試験に基づく抗糖化作用などを確認している。海外からの引き合いもあるという。