食品機能の新研究、目白押し
メタボ、更年期予防目立つ
「55回日本栄養改善学会学術総会」が来月5日から3日間、神奈川県で開催される。今春から特定健診制度がスタートするなか、メタボリックシンドロームをはじめ、食物アレルギー、食育、介護食などを研究テーマに、700題を超える一般演題が発表される。食品素材では、大豆イソフラボン、乳酸菌、カテキン、ルテイン、葉酸、DHAなど多岐にわたり、有用性や作用機序を検証した研究発表が予定される。一方、今月30、31日の両日で開催される「第25回和漢医薬学会学術大会」でも、サラシア、茶花など、メタボ関連の研究内容が多数報告される。