行政・業界ニュース

平均寿命89.0歳、沖縄県北中城村の女性がトップに

厚生労働省は先月17日、「平成27年区町村別生命表」を発表した。

全国の市町村で、平均寿命が最も長いのは沖縄県・中頭郡北中城村の女性(89.0歳)だった。女性の2位、3位も沖縄県が上位を占めた。2位は中頭郡中城村で88.8歳、3位は名護市で中頭郡中城村と同じ88.8歳。中頭郡北中城村では「豆腐、大豆、肉類などタンパク質の摂取率が高いほか、家庭菜園を手掛ける方も多く、体を動かす機会も少なくない。また、全国調査の主観的幸福度で、全国平均より高い数値が出ており、こうした部分が影響しているのかも知れない」と話す。

男性の1位は、神奈川県の横浜市青葉区で83.3歳。2位は神奈川県の川崎市麻生区で83.1歳、3位は東京都の世田谷区で82.8歳となった。

平成27年市区町村別生命表の概況_厚生労働省_健康産業新聞

一方、平均寿命が最も低いのは男女ともに大阪府大阪市西成区で、女性は84.4歳、男性は73.5歳だった。

<関連記事>
・【特集】健康寿命延伸のカギ握る「抗糖化」
・2030年以降、全都道府県で人口減少 -国立社会保障・人口問題研究所-
・【特別号】「健康寿命延伸」「生涯現役社会」 健康食品の果たす役割は?
・【特集】抗肥満・抗メタボ 健康寿命を左右 食後血糖、抗炎症、腸管免疫キーワードに

本記事は「健康産業新聞 1643号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50ページ)定期購読のお申し込みはこちら

行政・業界ニュース

企業ニュース

特集

PAGE TOP