日本OTC医薬品協会は先月21日、第54回定時総会情報交換懇親会を都内で開催、会員企業ら約250人が参加した。
新会長で佐藤製薬代表取締役社長の佐藤誠一氏は、2018年度の重点活動項目として、セルフメディケーション税制の普及啓発と活動推進や「国民の健康自助努力推進奨励基本法(仮称)」制定に向けた調査研究の推進など8項目に言及。基本法制定に関しては、疾病・未病の理解に格差がある点を踏まえ「健康リテラシーの向上が必要」と強調した。
また、世界セルフメディケーション協会が世界セルフケアデーに制定した7月24日を「セルフメディケーションの日/週間」と制定したことに触れ、「国民の行動変容を促し、健康寿命の延伸に貢献したい」と語った。
総会後の懇親会には、厚生労働大臣政務官の田畑裕明氏や、環境副大臣の渡嘉敷奈緒美氏らが駆け付けた。
本記事は「健康産業新聞 1645号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら
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