健食訪販コアマーケットに成長
多角的な販売チャネル活用も

健康食品の販売業態で大きなマーケットを持つネットワークビジネス。消費者が「口コミ」で流通を作っていく新しいビジネス形態として、日本に上陸したのが今から約40年前。外資系企業がネットワーク市場を牽引する。商材は健康食品や化粧品、トイレタリー商品を中心に、浄水器や販促ソフトウェア関連まで拡大。その一方で、アウトサイダー企業の乱立などで行政の規制強化が進み、成長は鈍化している。有力企業各社ではインターネット通販やサロン、リアル店舗など多角的な販売チャネル化で、新たな裾野作りに注力しており、今後も市場の成熟化は進むと見られる。ネットワークビジネスを検証する。