健康産業速報Monthly Report vol.52(6/2)
【クローズアップ 5月の出来事】
健食通販、逆境でも5%成長
長引く不況は好調といわれる通信販売市場にも影響。巣ごもり消費が指摘される中、(社)日本通信販売協会が5月12日に発表した2009年度の通販売上高(対象129社)は、前年度比2.4%減の1兆4996億8800万円と伸び悩んだ。しかし、「健康食品」は5.1%増の1724億2200万円となり、品目別で最も高い伸び率を示した。(続きは本紙で)
【ピックアップ 5月発売の新商品】
3~4月の新商品ラッシュに比べて、例年上市数が落ち着く傾向にある5月。今年も同様の傾向となったが、新機軸を打ち出す商品も見受けられる。(続きは本紙で)
【速報スペシャル】
各国で整備が進む「カーボンフットプリント制度」 健食業界も対応必要に?
温室効果ガスの削減・抑制を求める「京都議定書」の期限が迫っている。日本の達成目標は2012年までに-6%(1990年比)。しかし昨年発表された2007年度の総排出量は逆に9%上回っており、抜本的な対策が急務となっている。今後、健康食品業界を含むあらゆる産業界で、「安全」「品質」に加え、「環境」というキーワードがより重要になってくるのは確実だ。こうした中、各国は温室効果ガス排出量の“見える化”を実現する「カーボンフットプリント制度」の整備に乗り出した。日本でも取り組みが進む同制度、健食業界にはどのようにかかわってくるのか。(続きは本紙で)