注目の記事

電通、食品原料開発の米ベンチャーに出資 コオロギ抽出タンパク

電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」は25日、コオロギ抽出タンパクで食品原料開発を行う米ベンチャー「エクソ」社に出資したことを明らかにした。エクソ側の希望により出資額は非開示。


エクソ社は、2014年に設立され、コオロギ抽出タンパクを精製、粉末化した「クリケットフラワー」の開発を行うほか、同素材を用いたプロテインバー(全8種類)を販売している。
電通側としては、広告マーケティングの新規顧客開拓の狙いがあり、「開発力を持つ未来型事業に先行出資することで、既存の取引先以外で次代を担える部分を育てたい」(関係者)という。同社では、MBAなど専門知識を持つ目利きチームが出資先を選定。いままでに5件あった出資事業はすべて米国で、「(米国は)やはり最先端が揃っているようだ。」(同)という。

関連記事

  1. 消費者基本計画、健食表示適正化で「制度改正の要否検討」
  2. バイオジェニック、ブルネイのアスタ培養工場が稼働開始
  3. アリメント工業、新紛体工場棟を建設
  4. 食安委、栄養成分で新指標「HOI」示す リスク評価指針案
  5. JARO上半期審査概況、健康食品の苦情47%増
  6. マツモトキヨシ、機能性表示食品のスムージー売上2ケタ伸長
  7. 消費者委、東洋新薬の特保表示で2品評価「問題なし」
  8. 機能性表示、「ミカン」受理 総数500品目前に
PAGE TOP