注目の記事

米国CRN、悪質業者を非難 風評被害に懸念

食品医薬品局(FDA)が7日発表した報告で、食品には認められていないオキシフロリン(メチルシネフリン)が一部のダイエットサプリメントに見つかったことを受け、米国栄養評議会(CRN)は、悪質業者を強く非難する声明を発表した。


オキシフロリンは興奮剤として知られる禁止薬物。声明の中でCRNは、今回のような悪質業者によって消費者がリスクにさらされることは最も懸念すべきことだと指摘し、法を順守する企業までもが風評被害を受けることに言及。市場から違法商品を回収するため、「FDAが悪質業者等に対しあらゆる手段を行使することを求める」とした。
CRNは、自主規制を一層進めるとともに、法順守を徹底させるためのさらなる支援をFDAに求めていく構えで、消費者保護のため、行政及び業界、双方の努力を支持するとしている。

関連記事

  1. FDA、新栄養成分表示で企業向けリソース
  2. アスタリール、アスタキサンチン工場でNSFのGMP取得
  3. ドイツで機能性素材展「Hi」、プロテイン提案活発
  4. 東京都、健食の連鎖販売企業に一部業務停止命令
  5. 山田養蜂と長浜市、ローヤルゼリーで「関節痛」「めまい」改善
  6. 消費者委の建議、消費者庁の対応「不十分」 健食広告等
  7. ラクア、NS乳酸菌サプリが伸長
  8. 新潟市、独自の機能性表示制度を創設 サプリは対象外