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明日から食品由来ペプチド国際会議 中国広東省で 日米欧から有力企業も

中国広東省東莞市で21日から開催される「第四回国際食品由来ペプチド学術研究会(IACFP)」では、中国国内外から約100の大学、研究機関、有力企業の代表者が参加し、食品由来ペプチドの機能性に関する議論が行われる。


日本からは東京大学、理化学研究所、京都大学、千葉大学、前橋工科大学、大阪大学が学術発表を行うほか、企業ではワタミ、サラヤが発表を予定。エーザイフードケミカル、赤穂化成、アイワフーズなども参加する。
中国食品発酵工業研究院が主催して行われる今回の国際会議には、欧米からも12団体18名が参加する見込みで、ハーバード大学、カリフォルニア大学ロスアンジェルス分校、ニュージャージー州立大学、ワーゲニンゲン大学(オランダ)が学術発表を予定。欧米企業では、乳由来原料メーカーの「Dairygold Food Ingredients」、原料商社の「B&D Nutrition」のほか、原料メーカーである「Scientific Living」や製薬メーカーの「A&Z Phamaceutical」などが参加する。
明日の第一日目は、中国食品発酵工業研究院副院長、中国食品科学技術学会書記長、北京医学会会長、東莞市科学技術協会主席の挨拶が行われた後、学術発表に移る。国内からはそのほか、中国保健協会、中華糖尿病協会をはじめ、有力団体や大手企業が参加。
東莞市は食品由来ペプチドの産業化に力を入れており、国際的情報発信プラットフォームの構築を目指している。

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