機能性表示食品の摂取経験がある割合は26%に上るものの、認知度は1年で微増にとどまることが、消費者庁が28日発表した「2016年度消費者基本調査」の結果でわかった。調査は昨年11月に15歳以上を対象に実施、有効回答は6009人。消費者自己や契約等について調べたほか、今回は認知度に加えて機能性表示食品の摂取状況を調査した。消費者庁では「新しい制度として1年以上が経過したことを踏まえ、今回の摂取状況の実態調査を行った」(消費者調査課)と話している。日頃健康に気を使っている割合は75.6%。保健機能食品の認知度を調べた結果、「どのようなものか知っていた」の割合は、トクホが42.9%、栄養機能食品が16.6%、機能性表示食品は11.9%。機能性表示食品のみ増加したが微増にとどまった。保健機能食品の・・・
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