米国立健康研究所(NIH)の栄養補助食品室(ODS)は、スポーツサプリに用いられる21成分を検証した専門家向けファクトシートを発表氏ら。HMBやクレアチン、抗酸化成分など、21成分の有用性および安全性に関するデータを検証。「骨格筋損傷を誘発するレベルの運動からの回復を助ける可能性あり(HMB)」、「運動中およびその後の回復期おいて筋力トレーニング反応を最適化する(プロテイン)」などが挙げられている。一方で、研究が限定的だったり、相反する結果が示されていたりする成分があることも指摘。「個々の成分について有用性および安全性をすべて理解するためには、多くの場合でさらなる研究が必要になる」としている。ファクトシートでは、民間調査のデータとして、スポーツサプリの小売りベースで市場規模(2016年)は56億ドル7000万ドル(約6430億円)であることを紹介。サプリメント及び関連商品全体の市場規模411億6000万ドル(約4兆6700億円)の13.8%を占めていることに触れた。また米国の5つの大学で行われた16歳以上の・・・
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