ネット通販の利用世帯割合が増加傾向にあり、連動する形で健康食品の支出が5か月連続の二桁増となったことが、総務省統計局が7日に発表した「家計消費状況調査」でわかった。ネットを利用した支出総額は、昨年は8月まで前年割れが続いていたが、9月にプラスに転じ、12月に15.3%増を記録。今年には入ってから5か月連続、前年同月を2割以上上回っている。統計局では、特に食料と健康食品の増加が「全体の支出増に繋がっている」(家計消費状況調査係)と話している。統計局では右肩上がりで増加するネット通販について、今後の日本経済を考慮するうえでその把握がきわめて重要との観点から・・・
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