公益財団法人日本生産性本部余暇総研は20日、全108カテゴリーを対象とした2016年余暇市場は70兆9940億円で、前年比2%減となったことを発表した。健康意識の高まりなどで、スポーツ部門は比較的堅調。フィットネスクラブは14年以降、3年連続で過去最高を更新した。健康食品の販売も活発になっている。余暇市場全体が縮小したのは、市場規模の大きい「パチンコ・パチスロ」がマイナスだったことによるもので、このカテゴリーを除いた市場規模は前年比0.3%増と4年連続のプラス成長であるという。16年はリオデジャネイロ五輪の開催などでスポーツ部門が堅調。参加率が上昇した6種目の内、5種目をスポーツ関連が占めた。そのほか、余暇活動の参加人口上位20種目にはウォーキング(9位)、温浴施設(12位)、器具を使わない体操(16位)、ジョギング・マラソン(20位)がランクインしている。日本生産性本部余暇総研主幹研究員の志村武範氏は・・・
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