ヘッドラインニュース

インデナ、植物種同定で戦略的提携

インデナ(イタリア)は、植物由来素材のDNA認証試験キット開発で国際的コンソーシアムなどと戦略的協力契約を調印したと発表した。今後、簡便な検査で正確な結果が得られるDNA解析技術を導入する計画。

提携したのは、イギリスのバイオテクノロジー企業であるハイリスと、カナダ・ゲルフ大学などが構成するコンソーシアム「NHPリサーチアライアンス」。インデナではすでに、DNA塩基配列解析技術を品質管理システムに組み込んでいる。今回の提携では、植物のDNA検査の標準化手法を開発。これまでは工場の受け入れ検査で細胞の顕微鏡観察等を行っていたが、今後は、植物素材の収穫現場で簡便な検査機器を使用し、瞬時にDNAデータと照合、正確な結果をその場で得ることができるという。インデナによると、たとえばツツジ科スノキ属のビルベリー(Vaccinium myrtillus)は、スノキ属だけでも約450種類が存在。新たなキットによって、植物種同定の確実性がさらに堅固なものになるとしている。

関連記事

  1. 阪大附属病院、「補完医療外来」を開設
  2. 公取委 20年度に体制強化 一挙65人の増員要求 健食不当表示に…
  3. IFT、14日までニューオリンズで 「ダイジェスティブヘルス」台…
  4. JIHFS、2社3工場にGMP認定
  5. JAMA、「カロリー25%カットで寿命が延びる?」
  6. 09年度コラーゲン販売量、5000トン突破で過去最高
  7. 機能性成分、遺伝子要因で効果変動
  8. 明治製菓とポッカが資本業務提携 機能性飲料など開発
PAGE TOP