ヘッドラインニュース

厚労省、CoQ10のリスク評価を食品安全委に依頼

 厚生労働省は22日、コエンザイムQ10の安全性について、食品安全委員会に意見を求めたと発表した。厚労省では昭和63年より、医薬品としても用いられている成分を健康食品に利用する場合、1日摂取量が医薬品の用量を超えないよう指導を行ってきた。このほど、CoQ10の規格基準設定を依頼していた(財)日本健康・栄養食品協会から、「1日摂取目安量の上限値を300mg以下と設定したい」との中間報告があった。厚労省ではこれを受け、摂取目安量の妥当性を含めて、CoQ10の安全性について、食品安全委員会にリスク評価を依頼。意見を聞いた後に対応策を検討し、関係業界などの評価結果を通知する。  なお厚労省では今回のリスク評価依頼を行った背景について、「CoQ10によることが明らかな健康被害は確認されていない」ことを強調している。

関連記事

  1. 健食と保健機能食品の関係、半数以上が知らず 農水省調査
  2. 食品開発展が開幕 受託企業、差別化提案を強化
  3. 東京都 16年度の消費生活相談 
  4. 16年のDgS健食販売額 1.3%増の1930億円
  5. 米CRN、サプリメントで初の横断的キャンペーン
  6. 健食から国内初の医薬品成分検出
  7. 東京都 食品情報評価委 健食報告書で意見交換
  8. 東京都 テレビの健康情報を調査
PAGE TOP