日本チョコレート・ココア協会が主催する国際栄養シンポジウムが21日、経団連会館で開催され、カカオマスのキレート作用やカカオポリフェノール類のダイオキシン毒性抑制作用についての講演が行われた。約350人が参加した。 共立女子大学名誉教授の高宮和彦氏は、カカオマスにキレート能や制がん作用が確認されたことを報告。カカオマスは銅、カドミウム、鉛など体内蓄積が有害とされる金属を選択的にキレートすることがわかったとした。特にベネズエラ産のカカオマスのキレート能が高いという。同氏は、カカオマスのキレート能は「デトックスという考え方からも大変興味深い」とした。
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共立女子大・高宮氏、「カカオマスにデトックス効果」
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