タカラバイオ(077-543-7235)は10月1日、大阪大学蛋白質研究所に「生体分子認識(タカラバイオ)寄付研究部門」を寄付総額1億円で設置する。設置期間は平成20年9月30日までの3年間。
寄付研究部門では、同社が同定した機能性食品化合物の作用機序の解析を行う。同社ではこれまでに、寒天オリゴ糖由来のDGE、明日葉由来のカルコン化合物、ブナシメジ由来のポリテルペンなどの化合物を同定してきたが、これらの機能解明には生体内でどの標的タンパク質と相互作用するかを解析する必要があるとした。
同社では今回の研究部門の設置により、機能性食品素材のさらなる開発を進め、医療分野への応用の足がかりにすることを目指す。
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タカラバイオ、阪大に寄付研究部門を開設
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