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「機能性表示食品」検討会、製造・品質管理でヒアリング

消費者庁は10日、「機能性表示食品を巡る検討会」の第4回を開催、製造管理・品質管理について、日本食品衛生協会、日本健康・栄養食品協会、日本健康食品規格協会、櫻井信豪氏(東京理科大学薬学部教授)からヒアリングした。
日健栄協健康食品部の増山明弘氏は、健康食品の原材料の安全性について、自主点検のレベルは事業者間でバラツキがあることを指摘。自主点検した内容の第三者による確認など、「何らかのルール化が必要ではないか」とした。また、製剤工程・包装工程についてはGMPによる製造管理・品質管理が浸透しているが、原材料製造事業者ではまだ不十分であることに言及。原材料製造についても、GMPによる管理を推奨することを提案した。
日本健康食品規格協会の池田秀子氏は、同協会のGMP認証について説明。また、「輸入原材料GMP」を間もなく開始する予定であることを紹介した。
同氏は、日本では「原材料GMP」の実績を有する点で他国に先んじているとして、「本システムを推進することは最終製品の安全性と品質確保をより確実にする」とした。第5回検討会は今週17日10~12時に開催。「消費者等への情報伝達のあり方」について、関係者からヒアリングする。

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