未分類

【10月号】脳機能改善素材の開発

 高齢化社会の進行にともない、QOLを維持し快適な生活を送りたいと考える高齢者は増加している。このような中、認知症やアルツハイマー病、うつ病などの精神疾患患者数は増加傾向にあり“ブレインヘルス”は重要なテーマとなっている。様々な研究から脳機能改善効果を有する食品素材のエビデンス取得も進んできているが、市場においては薬事法の規制により、消費者に対する訴求ができず市場拡大の足枷となっている。今後、どのように食品としての脳機能改善作用を訴求していくかが課題だ。


本稿では、脳機能改善に有効とされる素材についてみていく。

<主なサプライヤー>

●リン脂質
・PS(ホスファチジルセリン)
ヘルシーナビDKSHジャパンビーエイチエヌの3社からなるリパミン広報センター
日油
・α-GPC
 日油
・PC-DHA
 日油
●アスタキサンチン
 ヤマハ発動機
●SAMe含有酵母
オムニカ
●酵母ペプチド
 ビーエイチエヌ (輸入元:ヘルシーナビ
●L-カルニチン
ILS
●植物エキス
・イチョウ葉エキス
シュワーべ・グリーンウエーブ
常磐植物化学研究所
丸善製薬
タマ生化学
・ラフマ
 常磐植物化学研究所
・花椒エキス
 常磐植物化学研究所
・ボダイジュ
 丸善製薬
・米ぬか由来のフェルラ酸
 築野食品工業
・ヤマブシタケ抽出物
サン・メディカ

関連記事

  1. 【支援技術】食品の高品質化・環境対策で利用進む乾燥技術
  2. 【研究レポ】マイタケLPEの神経栄養作用について
  3. クロマト分析技術の最新動向
  4. ダイエット素材の開発と市場動向
  5. 高機能化が進む電子天びんの最新動向
  6. CLOSE UP
  7. 【市場動向】メタボリックシンドローム対策とダイエット食品市場の現…
  8. 産学官連携のための地域農・畜・水産物活用のための機能性食品開発研…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025